川根本町移住ナビ

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地域おこし協力隊 川根の人・暮らし 鈴木光貴(観光)

南アルプスの麓で行われるアウトドアイベントの魅力に迫る

地域おこし協力隊のすずくんこと、鈴木光貴(こうき)です。
2021年6月に川根本町へ移住して、地域おこし協力隊の活動をスタートしました。
2021年10月17日に川根本町を舞台に行われた
『南アルプスマウンテンマラソン2021』を取材してきたので紹介します。


  • どんなイベント?
  • オリジナルのルールとは?
  • イベント主催者の思い
  • まとめ
どんなイベント??

川根本町にあるキャンプ場「不動の滝自然広場オートキャンプ場」を中心に行われるロゲイニングをベースとしたナビゲーションレースイベントです。
今年で5回目を迎えた当イベントは、昨年度よりロゲイニング形式を導入したレースに変更されました。過去3回はトレイルランニングレースという形で開催され、自然の中で行うアクティビティ好きが集うイベントとして親しまれてます。

ロゲイニング(rogaining)とは地図、コンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外スポーツである。オリエンテーリングと似ているものの、チェックポイントが多数設置されていること、チェックポイントを辿る順序が決められていないなどの違いがある。

ウィキペディア(Wikipedia)

チーム全員で 、チェックポイント(右写真)を探して、山に登ったり、川沿いを走る!
一見するとすごく体力が必要で、気軽に参加が難しいスポーツのように思えますが当イベントはそんな敷居の高さを下げるようなオリジナルルールを取り入れています!!

キッズイベントも開催され、狭い範囲でロゲイニングの体験ができるブースも設置されていました。子供連れの方も十分に楽しんでいただける内容となっていることも魅力のひとつではないでしょうか。


オリジナルルールって何??

基本は5時間のロゲイニング形式としつつ、スピードを競う部門、スコアを競う部門、回ったポイント数を競う部門など参加者のレベルや趣向に合わせて目標設定できるルール。参加すればどの部門でも狙うチャンスがあります。1部門優勝を目指すもよし、より多くの部門で上位を目指してもよし。途中で方針転換するのもありでしょう。チームそれぞれの目標を設定して楽しんでください。

南アルプスマウンテンマラソン2021 公式HPより

目指すチェックポイント、回る順番、走るコースをチームの力量に合わせて設定できる自由度の高さ、それを考える面白さこそがロゲイニング形式の醍醐味ではないでしょうか。

他のチームがそれぞれどの部門を目指して参加しているのかは明かされません。
5時間を自然の中で走り続けるため、様々なハプニングが予想され最後の最後まで順位が全く予想できないことも魅力の一つです。


イベント主催の思い

当イベントの実行委員長をされている鈴木諭(さとし)さんにお話しを伺いました。

鈴木 諭さん:川根本町出身。
大学時代を浜松市で過ごし飲食店に興味を持つ。
静岡市で飲食店の経験を経て川根本町へUターンし、飲食店とキャンプ場を経営されています。


川根本町を舞台に『南アルプスマウンテンマラソン』を始めたきっかけは何ですか?

川根本町を盛り上げたい! ただそれだけです。
この場所の魅力である「山」と「川」を生かしたいと考えていました。
知り合いの方から紹介で『トレイルランニング』を知り、イベント開催することを決めました。

イベント開催にあたって、苦労したことや大変だったことはありますか??

そうですね、特に大変だったのが記念すべき第1回のイベントです。
1000名を超えるお客さんに来ていたいたのですが、駐車場や道路の問題で近隣の方々には大変ご迷惑をおかけしました。第2回以降は、規模を縮小したりして改善しました。

このイベントの狙いは何ですか?

イベントを通して、川根本町を知ってもらい、魅力に気づいてもらうことです。
特に町外からのお客さんが多いので、川根本町の飲食店さん等に出店して頂いてPRにつなげることも狙いです。
川根本町が、お昼ご飯食べる場所を探している時に思い浮かぶ場所と同じくらい、身近な場所になってくれたらいいなと思います。

昨年度より、内容を一新してロゲイニングの要素を追加したんですよね!
理由や、こだわりを教えてください!

トレイルランニング、ロゲイニングにこだわりはありません。
来てくれたお客さんが楽しんで、また来たいと思ってくれるような内容になればと思っています。
イベントを重ねるごとに、新たな要素を取り入れて進化していきたいと考えています。

イベントへ参加するには何を準備したらいいですか?

山に入ることは、自らの命を危険にさらす行為です。
なので、コンパス、エマージェンシーシート、食料は必ず携帯して頂き持っていない場合は失格としています。必ずご準備ください。

ありがとうございました。


続いて、本イベントの競争ディレクターの小泉さんにもお話を伺いました。

小泉 成行さん : 愛媛県出身。2012年に川根本町に移住。
オリエンテーリングの日本代表として各地のレースに出場。
ナビゲーションのインストラクター、レースディレクター をされています。


小泉さんは、どんな役割をされているんですか?

競技の進行管理・地図作成・コース設定 をしていて、
第1回のイベントから関わらせて頂いています。

昨年より、ロゲイニングの要素を取り入れられていますが、
ルール改変に対する思いを教えてください。

ロゲイニングと呼ばれるナビゲーションゲームはとてもマニアックです。
たくさんの方が知り興味を持ってほしいが、ルールの難しさから入口としては、敷居が高い印象。
敷居の低いところから徐々にステップアップできるように、誰でも地図をもって楽しんでもらえるようなイベントづくりを心掛けています!

今後のイベントの方向性について教えてください!

ルールは、今大会のルールを継続して行っていきたいと考えています。
個人としては、ナビゲーションレースに関わらず、地域の魅力を知ってもらえるようなイベントにしていきたいと考えています。
同じ川根本町でも、場所を変えればたくさんの魅力があります。
場所を変えて開催することで、新鮮さを絶やさず、たくさんの方に川根本町の魅力を伝えていきたいと思います。

イベントにとても興味はありますが、地図読みができないため、参加するか悩んでいる人がいた場合どうすればいいですか?

初心者の集まりだとなかなか大変だと思います。
経験者を含めたチームで挑んでいただくことが望ましいです。
そんな方々の、敷居をいかにして下げていくかが今後の運営側としての課題でもあります。


〇まとめ

『南アルプスマウンテンマラソン2021』の企画・運営をされている方々から、イベントにかける思いをお聞きすることができました。
みなさん共通して、川根本町が盛り上がってほしいという思いでスタッフをされていました。

特に、ゴールシーンが印象的で、疲労困憊の中最後の力を振り絞って走って戻ってくる選手たちに向かって大きく手を振り「おかえりー!」「ゴールはすぐだよー!」「がんばれー!!」と温かい声をかけ、全員で祝福している姿を見て、このアットホームな雰囲気が川根本町のファンを作っているのではないかと思いました。

川根本町のアウトドアイベントの最前線を走る『南アルプスマウンテンマラソン』の今後に注目です。

取材日:2021年10月19日
文責:地域おこし協力隊 鈴木光貴