川根本町移住ナビ

移住コーディネーターのひとりごと。その1

とある日の昼下がり。

移住コーディネーターとして今年の7月から川根本町に来ました鈴木麗です。不定期ですが私が川根本町に来て感じたこと、日々の発見などを紹介していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!

私の実家は川根本町の隣の町ということもあって、川根本町(当時はまだ中川根・本川根に分かれていました)には小さい頃から親に連れられて来たり、大人になったころはドライブに来たり馴染みのある場所でした。ですので勝手知ったる土地だと思っていましたが、知れば知るほどこの町のことを知らなかった自分に気づきました。

例えば・・・隣町から続く幹線道路を1本入ると、集落が広がっているのですがその集落の風景がとても素敵で胸がキューンとなります。

家々の間にある茶畑、集落を網羅している狭い道、高台の家からの見える大井川の景色など、住民の方から見ればいつもの風景だと思いますが私にとっては感動すら覚える風景です。ということは、移住者にとっても特別な風景になるのではないでしょうか。住民の方にはあまりに見慣れた風景かもしれませんが、初めて見る方たちには新鮮に映る集落そのものがすでに川根本町の魅力ではないでしょうか。

移住コーディネーターという仕事をしている中で、空き家の案内や移住制度の紹介に比重を置きがちですが、実際に集落を歩くことや、住民の方とたわいもないおしゃべりをすることが移住を考えてもらう上で大切なことなのかなと改めて感じました。

県外から来る方の目には茶畑さえも珍しく映ります。自分たちにとって当たり前過ぎる身近な景色や文化が、誰かにとっては特別なものになるということを意識しながら今後も移住者のサポートをしていきたいと思います。