移住体験ツアーが気になっている人向けに、2019年度に開催される移住体験ツアーやお試し体験住宅を無料、有料別にご紹介したいと思います。
都市部で生活する人々の中には、田舎暮らしを求める人や、生まれ故郷に帰って暮らしたいと考える人がいると思います。
全国の地方自治体において、移住体験ツアーが開催されているため、参加することで移住前に田舎暮らしのイメージを持つことができます。
移住体験ツアーには、大きく分類して二つのパターンがあります。
ひとつは「オーダーメイド型」の移住体験ツアーです。
これは、自分の都合に合わせて日程や内容を決めることができるもので、要望に合わせて市町の職員等が様々なプログラムを組み立ててくれるものです。
もうひとつは「パッケージ型」移住体験ツアーです。
こちらは予め定められた日程や内容に沿って参加するもので、その土地の生活環境や観光、移住者の声等を聞きながらイメージを膨らませることができます。
それでは、2019年度に「無料」で開催される移住体験ツアーをご紹介します。
- 就農体験ツアー
青森県では、農業体験ができる移住体験ツアーを実施しています。この移住体験ツアーは、地域おこし協力隊の募集に向けたもので、就農を目指しながら移住を検討している方に向いています。
- ものつくり体験ツアー
愛媛県では、夏休み期間中、県内4市町を1週間で体験するツアーが行われます。その中では、水引加工や金属加工等を体験することができます。
- 子育て支援ツアー
大分県豊後高田市では、子育て世帯向け2泊3日のツアーが開催されます。市内の教育環境や地域の生活環境を知ることができます。
その他、長崎県南島原市でも、子育て支援センターなどを見学しながら子育て環境を確認しながら移住先を検討することができます。
2019年度の有料移住体験ツアーは、長野県松川村の農家民泊型(小学生以上3,000円、小学生以下1,000円)や上村の簡易宿泊施設素泊まり型(参加費8,000円)などがあります。
その他、短期滞在できる「お試し住宅」などを提供している市町もあります。
移住体験ツアーやお試し住宅は、事前に申し込みが必要な場合が多いので、気になる市町の公式ホームページ等を確認してみてはいかがでしょうか。
NPOふるさと回帰センターでは、移住関連イベントを一覧にして公開しています。
またJOIN(一般社団法人 移住・交流推進機構)では、カテゴリー毎に体験ツアー等が掲載されています。
大阪ふるさと暮らし情報センターでは、細かな条件設定を行い、より希望に沿ったイベントに参加することも可能です。
その他、生涯学習のまち 移住促進センターの「お試し移住・現地体験ツアー情報」も大変参考になります。