川根本町移住ナビ

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仕事情報 商業・農林業 渡辺実優(観光)

大学生が川根本町でお仕事体験

インターン内容

ここからは1週間のインターンを具体的に紹介します。

【1日目】

午後:エナジーファームのサツマイモ農園にて農園の準備作業

エナジーファームでは、これから栽培時期を迎えるサツマイモ農園の準備のために、シーツはがしを行いました。

エナジーファームの職員さんとバイトのおじいちゃん、そして私の3人で約3時間作業をしました。

作業をする中でお2人とも会話が弾み、農園のこと、そして川根本町のことについて様々なお話を伺うことができました。

夕方:エナジーファーム事務所にて神田社長・澤畑さんとの対談

かつてお茶で栄えた町の耕作放棄地の利活用について、また川根本町にある資源を活用していくことで川根本町を盛り上げようという想いのこもったお話をお聞きする機会をいただきました。

【2日目】

午前:たっちゃん農園にてお茶の苗植え作業

川根本町の茶畑

お茶の苗植え作業を体験する中で、実際に川根本町で茶業に携わる「たっちゃん農園」の橋本さんに茶業の実情についてのお話をお聞きしました。

そこから気づいたのは、農家の大変さ。

撤退が多い、年齢層が高い、単価が低くなっているといった茶業の現実。

そして生産者・土地・畑などの様々な要因によって味が変わったり、飲んだ後も口の中に広がる渋みであったり、茶畑の美しい景観であったりといった、川根茶の魅力でした。

午後:KAWANEホールディングスの迫社長と対談

KAWANEホールディングスの迫社長(左)とじろー君(右)

川根本町で地域活性化に力を入れている㈱KAWANEホールディングス・迫社長のお話を実際にお聞きしました。

地域活性化のお話だけでなく、会社の経営理念や課題発見から事業へと結び付けていくためのノウハウ、実際の迫社長の生い立ちなどの貴重なお話をお聞きすることができました。

大学生として地域にどのように関わっていくことができるのかを改めて考え直すとともに、これからの自分自身の進路を見つめなおすきっかけにもなりました。

夜:ゆる宿vokettoに宿泊

ゆる宿Vokettoオーナーの三高さん(撮影:イワタケンジ)

なんて言ったって「ゆる宿voketto」オーナーさんの人柄が良すぎる!

地域内外から自然と多くの人が訪れる川根本町のゲストハウスには、ここ目当てで川根に来るだけでも十分過ぎるほどの魅力が詰まっていました!

不思議な魅力で自然と人が寄ってくる場所。こんな場所が地域にあることはとても意味があることのように思えます。

地域内外の人々をつなぎ、時には相談しに、時にはお手伝いに、時には何も用事がない時にだってふらっと人が集まってくる。

自分の住む町にこんな場所があったら生活が楽しくなりませんか?

【3日目】

自由時間

【4日目】

午前:エコティかわね事務所にて活動についてインタビュー

エコティかわねの神東美希さん

「エコティかわね」という団体について、特に川根本町の観光業や移住定住政策についての説明を重点的にお聞きしました。

その後地域コーディネーターの方と一緒に川根本町めぐりをしました!

エコティかわねのお話を聞いて感じたのは、“地域のため”という想いだけではどうしてもやってはいけないといった現実があるということです。

地域でも会社でも、何をするにしてもお金はとても大事な要素です。

どこからお金を生み出し、どこに投下していくか。自分自身も地域を考える上でこうした地域経済の流れを考え直す必要があると感じました。

午後:アグリノスにてゆずの苗木植え

「アグリノス」のゆず畑におじゃまして、ゆずの苗木植えイベントに参加させていただきました。

このゆず畑は元々使われなくなっていた茶畑が生い茂っている、いわゆる耕作放棄地だった場所を耕して新しく生まれ変わった畑でした。

実際に苗木を植える作業をする中で、茶業の衰退による耕作放棄地の増加とそれを利活用する企業の実態についてのお話を伺うことができました。

【5日目】

午前:あ!そび庵にて農家民宿の実態についてのインタビューとお手伝い

あ!そび庵の体験プログラム一覧

川根本町の宿泊施設や農家民宿についての実態、そしてあ!そび庵のオーナーである村松さんの川根本町に対する想いをお聞きすることができました。

また実際にあ!そび庵での「遊び」を体験することができ、体験型民宿の面白さを実感することができました!

午後:hajimari yuu農園にて春野菜の準備・マルチ張り

hajimari yuuのゆかさん

川根本町に移住して無農薬のオーガニック野菜を育てるhajimari yuu農園のゆかさん。

春野菜の準備作業のお手伝いで一緒に体を動かしながら、移住者として川根本町で農業を始める際の苦悩や楽しさをお聞きすることができました。

川根本町でお茶以外の作物ももっと盛り上がってほしいという想いや、様々な種類の野菜を育てる大変さを、実際に作業に参加することで少しでも理解できたのかなと思います。

やはり体を動かしてみてこそ農業の実態が見えてくるのだなという気付きを得た体験でもありました。

【6日目】

午前:かみなか農場にて市場への出荷作業の見学

午後:かみなか農場にて業務のお手伝い・農場についてのインタビュー

かみなか農場

かみなか農場は川根本町にて1年を通して多様な野菜作りをしている農場 です。

今回私はかみなかさんが毎日行っている市場への出荷作業に同行させていただき、農家の出荷作業の実情についてのお話を伺いました。

農家にとって市場の様子を知ることはとても大切なことです。

出荷作業では実際にファーマーズマーケットを車で回り、今現在どのような野菜がどのくらいの値段で売られているのか、売れ具合はどうか、お客さんはどのくらい訪れているのかを見ることができました。

また農業に関する詳しい知識も教えていただき、農業には何が必要なのかを大まかに知ることができたとても良い機会でした。

【7日目】

午前:夢家にて耕作放棄地と3年番茶などについてインタビュー

川根本町の山を登っていくと現れたおとぎ話に出てくるようなお家。

夢家さんでは耕作放棄茶をうまく活用しながら3年番茶のことや、自然の中で生きることについてのお話をしていただきました。

驚いたのは会話に出てくる登場人物の多さ!様々な人脈を持つ夢家さんは沢山の方々と協力しながら川根本町を盛り上げていました。横のつながりの大切さを思い知らされました。

午後:川根本町役場にて町長・副町長に挨拶&インターン活動の振り返り

川根本町 薗田町長(右)とじろー君が話す様子

インターン最終日! 短いけれど中身の濃い一週間を過ごした後に、役場におじゃまして町長と副町長にご挨拶させていただきました。

少し緊張しましたが、最後が引き締まって終わったのでとてもよかったです。

またこれまでのインターン活動の振り返りを行い、自分が一週間で体験してきたことを整理する時間となりました。

筆者(みゆちゃん)の所感

今回のインターンプログラムを作成したみゆちゃんです。

川根本町でのインターンはどうでしたか?

川根本町では小規模なお店や企業が多く、「インターン」という制度自体が普及していません。その上、利用料の高い大手求人サイトに情報を載せることも難しいのが現状です。

そのため、地方では人が足りないのに、田舎が好きで地方でのお仕事を探している人がその場所にたどり着けないという問題が発生しています。

インターンを振り返って

地域おこし協力隊のみゆちゃん(左)とじろー君(右)

今回のインターンでは「人と繋がる」をテーマに活動してもらいました。

プログラムではとにかく詰め込みすぎた!と思うくらい忙しい1週間だったと思いますが、じろー君が自分のやりたいことを考えるきっかけになったと思います。

プログラム終了後には「長期休暇には川根本町に遊びに行きたい」「川根本町でもう少し深く活動したい」と言ってもらえて効果を感じています。

そのため、達成度としては80%!

何よりも大事なのはやる気のある、田舎に興味のある学生はいるのだと感じたことと、地域の方が不器用ながらも頑張って受け入れようとしていることです。

ですので、残り20%の課題は

継続的な仕組み

です。

今後は川根本町役場と協力しながら町として意欲のある学生を受け入れる仕組みづくりをしていく予定です。

学生にはインターンを通して自分が川根本町でどのように活躍できるか、ライフスタイルがあっているのかを確認してほしいと思います。

そして、田舎に移住したい人の不安を少しでも軽減できたらと思います。