山奥の小さなマルシェ「小長井マルシェ」
こんにちは。地域おこし協力隊のみゆちゃんです。
今回の記事では、小長井マルシェの紹介をしたいと思います。
小長井マルシェとは
小長井マルシェは静岡県の山奥「小長井地区」で行っているマルシェです。
約18年続いた小長井楽市が高齢化やコロナにより継続が難しくなったとき、このまま小長井の活気がなくなるのは寂しいということで始まりました。
そして、2021年から始まった小長井マルシェは既に3回実施となりました。
メンバー紹介
①佳世さん 【運営・出店】
小長井地区の出身で、母は小長井楽市の発起人である山本洋子さん。町内の人たちと若者、移住した人を繋いで小長井に賑わいを取り戻したいという気持ちで小長井マルシェを始める。
②yumiさん 【運営・出店】
夢家という名前で活動し、羊を飼いながら自然農法や、自然素材を使った衣食住音の作品を作っている。小長井マルシェでは自分自身の出店経験を活かして活躍しつつ、「楽しむマルシェ」を目指す。
③すず君・みゆちゃん 【運営・広報】
川根本町の地域おこし協力隊(観光分野)で活動する。2021年6月に川根本町へ移住したばかり。地域のやる気を応援しつつ、小長井マルシェが目的地の1つになるようにしたいと考える。
小長井マルシェへの想い
佳世さん
小長井とは、静岡県 川根本町にある人口約350人の小さな集落です。
昔の小長井地区は「小長井銀座」と言われ商店がたくさん並んでいました。小さな集落ですが、パチンコ屋も映画館も駄菓子屋もありました。今では珍しい牛乳屋さん、糸屋さん、時には行商が来て住民のお家で着物や反物などを売ったりもしていました。とにかく、とっても栄えた場所だったんです。
しかし、今では商店街はシャッターが目立ち、お店は数少なくなってしまいました。
「小長井楽市」と「小長井マルシェ」
小長井楽市…小長井地区を盛り上げるため、小長井地区の商工会女性部メンバーで始めたイベントです。年2回程の出店イベントは約18年続きました。
しかし、高齢化とコロナの影響で小長井楽市は「続けたくても続けられない状態」になっていました。
そのようなタイミングで地域に移住してきた人、若者達から町内でマルシェを始めたいという声を聞き、今回のマルシェを始めるお手伝いをしました。
そして、小長井楽市を引き継ぐ形で「小長井マルシェ」が始まりました。
yumiさん
川根本町の住民は、休日は近隣の市町に遊びに行ってしまいます。昔は何でもあった小長井地区をマルシェで復活させて、休みの日も町内で1日遊べる!と気づいてもらえたら嬉しいです。
この町の魅力は「人」です。川根本町のような小さな田舎町だからこそ、モノを買いにくるだけでなく買い物をしながらみんなで談笑してほしいと思います。
【小長井マルシェの詳細】
小長井マルシェの開催はInstagramにて告知しています。
【出店希望の方】
→地域おこし協力隊 すず君までご連絡ください
(090-9220-9783)
小長井マルシェへの想い by地域おこし協力隊・みゆちゃん
今回、広報担当として小長井マルシェに関わらせていただきました。
お手伝いする中で「地域をもう一度元気にしたい!」という想いがよく伝わってきました。物事を始めるのは大きなエネルギーが必要ですが、もっと大切なのは「続けること」です。
18年続いた小長井楽市のように、地域に愛されるマルシェにしたいと思います。
素敵な場所ですので、ぜひ遊びに来てくださいね。